らくがきと知能。

今年4月、地下鉄八乙女駅周辺で見つか

本日の河北新報河北新報社)の記事の見出し。『落書き、知力低下反映? 単純な絵などばかり 仙台』。画像は、同記事中で「今年4月、地下鉄八乙女駅周辺で見つかった落書き」と紹介のあった落書き。以下、記事中でのご意見。

  • 仙台、泉区の黒松小・野沢令照校長「なんでこんな刹那的なことをするのか。深い意味もなく、今が良ければいいという短絡的な落書きだ」
  • らくがき消っし隊の隊員藤巻紀夫氏「2年ぐらい前までは芸術的な落書きもあったが、最近は単純なものばかり」「知力が落ちたのか、低年齢化が進んだのか」
  • 広瀬通町内会の男性「落書きはすべて許せないが、最近は美的感覚のないものばかりで、なおのこと頭にくる」
  • 古賀正義中央大教授(教育社会学)「難解な漢字を使って強烈なメッセージを示す落書きは、暴走族など統制のとれた集団が書いていたが、最近の若者は個人化して統制もない。そんな若者が自分の存在を示したくて落書きしているから、自己満足でメッセージ性もなく、意味不明な内容になっているのではないか」

らくがきと知能を結びつけることに、そもそも無理があると思うのですが、いかがでしょうか。せっかくのご意見が、記者の偏向記事のおかげで滑稽に見えるです。

『950億円無駄』刷新可能性調査で

日本の各府省庁別に行われた刷新可能性調査によると、コンピュータシステム運用経費が950億円ほど無駄であったということです。内訳は以下の通り。

省庁のシステム運用費については、以前から随意契約による高コスト化が指摘されていました。