秋田県藤里町の小学生殺人事件で、警察が任意の事情聴取

2006年5月18日に秋田県能代市の川沿いで、藤里町の小学1年生の男の子が遺体で見つかった事件で、警察は殺害された男の子の近所に住む女性から任意で事情を聴いてるほか、女性の自宅を捜索しています。この女性はマスコミの取材に対し、犯行を否定しているということです。
週刊誌等では、犯人は既に分かっているが証拠がないので報道できないという主旨の記事を載せていました。

イラク、自衛隊狙い爆弾テロ

イラク南部の都市サマワサマーワ)で復興支援活動を行っている日本の陸上自衛隊陸自)の車列に対し、現地時間の2006年5月31日午前9時45分頃(日本時間の2006年5月31日午後2時45分頃)道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発、陸上自衛隊を護衛をしていたオーストラリア軍の車両一台が損傷し、地元住人一人が負傷しました。

防衛庁・先崎一統合幕僚長「何が起きてもおかしくない状況は続いており、情報収集を綿密に実施するよう派遣部隊の群長に指導している」(2006年6月1日、記者会見で)

2006年6月1日に、イギリス軍の司令官であるブラウン大佐が、容疑者を逮捕したと発表しました。イラク人の男性で背後関係は不明だということです。また、WEBサイトを通じて武装勢力「ムジャヒディン軍」と名乗る団体が犯行声明を出しました。同組織はスラム教スンニ派武装勢力だということですが、声明の真偽は不明です。
共同通信は「ウェブサイト」という表現は利用せずに「ホームページ」という表現を使うものだと思っていましたが、方針転換したのでしょうか?それとも、使い分けしているのでしょうか?
また6月1日中に新たに容疑者三人が逮捕され、容疑者のうち一人はイスラムシーア派強硬指導者ムクタダ・サドル師派と接点を持っていることが明らかになりました。
6月1日夜には、イギリス軍司令官のブラウン大佐が地元公共テレビで、路上爆弾事件の犯人に関する情報提供を求めました。また、ムサンナ州警察本部は午後10時から翌朝6時までの夜間外出禁止令を出しました。難航していた陸自宿営地の賃貸契約の交渉仲介や、駐留オランダ軍の法律顧問などを務めていた著名な地元弁護士が市内で暗殺されたことが直接の理由だと言うことですが、爆弾テロを含む治安悪化が影響していると言うことです。
6月3日の報道によると、当時陸上自衛隊軽装甲機動車7台を、オーストラリア軍の装甲車3台が先導し、ユーフラテス川沿いの道路を西へ走っていたということです。爆発は先頭車両近くで起きたものの、威力が小さく被害は少なかったと言うことです。
また2006年6月4日には、サマワでデモ隊が暴徒化し政府の施設を襲撃する事件がありました。デモ隊と警官・軍人合わせて18人が負傷したと言うことです。