サンタクロース検定

サンタクロース研究所は平成17年11月23日(水)、検定料3,500円(税込)でサンタクロース検定を実施します。ちなみに、受付は11月15日(火)までなので興味のある方はお急ぎ下さい。また、性別や学歴は関係ありませんが18歳未満の方は受験できません。試験は筆記1時間で、サンタクロースになるために必要な知識や素養を問います。また、会場は東京都千代田区1箇所のみとなっていますから、御注意下さい。

合格点は総点数の65%以上、12月22日(水)にWEBサイトで合否が受験番号で掲載され、それから1ヶ月以内に合格証書を郵送すると言うことです。
ちなみに、同サイトに掲載されていた腕試し問題はこんな感じ。

  • ○×問題
    1. 日本のクリスマスは、国民の祝日として休日となっている。
    2. 雪が降るクリスマスをホワイトクリスマスというが、雪の降らない日のクリスマスのことは「グリーンクリスマス」と言う。
    3. トナカイはシカ科の哺乳類であるが、食用に向かず、角だけは薬用として重宝されている。
    4. 北欧のクリスマスでは、豚肉を食べる風習がある。
    5. 日本での最初のクリスマスが祝われたのは、キリスト教伝来の1549(天文18)年より前のことである。

Σ(゜◇゜;)難しい!?うちのサンタさんも、大きくなったら、この試験を受けるのですね<なんの話しだ。

世界の青空文庫

日本では著作権の消失した書籍を有志の人が入力・検証してインターネットで公開する青空文庫という活動があります。毎日2〜3作の作品が追加されており、公開作品の数は5,000に達しようとしています。例えば、「銀河鉄道の夜」や「吾輩は猫である」など、近代の体外の名作は揃っています(「学問ノススメ」や「雨ニモマケズ」は準備中らしい)。
…これとは何も関係有りませんが、アメリカではIT関連企業が図書館の本のWEB公開サービスに力を入れています。これはWEB上での書籍販売大手のAmazonが、書籍中の文章を検索して購入したい本を探せるようなシステムを作った事がきっかけで、検索システム大手のGoogleが米国の図書館の著作権が消滅した書籍の全文検索サービスを開始したほか、今回ソフトウェア大手のMicrosoftは協力関係にある大英図書館と協力して、、著作権が消滅した書籍約10万冊をデジタル化するということです。来年中にも2500万ページが検索可能になると言うことです。
世界中の本が読める図書館があれば…というのは、人類の昔からの夢でした。それがインターネットを利用して、実現されつつあるというのは感慨深いものがあります。
ちなみに、日本の国会図書館も国会議事録(http://kokkai.ndl.go.jp/)のほか、重要文化財・彩色資料等の画像データを約37,000コマと、明治発刊以降の書籍およそ59,900冊の画像データ公開しています。「伊能日本実測小図」とか昔の世界地図とか「大和形船製造寸法書」など、いろいろ公開されています。こちらは画像ベースで書籍の内容については検索しにくくなっていますが、利用されている書体や本の装丁などがわかります。
NHKデジタルアーカイブである「NHKアーカイブスhttp://www.nhk.or.jp/nhk-archives/)」という施設を設置して、施設内では映像を視聴することができるほか、WEBで保管してある映像の情報について知る事ができます。…こちらもインターネットで公開できれば素晴らしいと思うのですが。