地球シミュレーターの50倍のスパコン開発へ

現在世界で最も速く計算できるコンピュータは、 理論ピーク性能40Tflops、 実効ピーク性能90%の「地球シミュレータ」(http://www.es.jamstec.go.jp/esc/jp/)*1です。2002年3月8日に納入されました。地球全体をシミュレートし、地球変動予測を目的に開発されたことからこの名称がつきました。日本の誇る技術力を全世界にアピールしました。
今度、東京大学情報通信研究機構NTTコミュニケーションズ国立天文台理化学研究所による研究グループは2008年までに、「地球シミュレータ」の50倍の計算速度の2Pflopsのコンピュータを製作するプロジェクトに着手しました。現在あるどの計画よりも速く、1ペタフロップスを越す予定だと言うことです。
GRAPE-DRプロジェクト
http://grape-dr.adm.s.u-tokyo.ac.jp/
ニュースリリース
http://grape-dr.adm.s.u-tokyo.ac.jp/news.htm
がんばれ日本♪

*1:開発−NASDA宇宙開発事業団 ※現:「宇宙航空研究開発機構」)、JAERI(日本原子力研究所)、 JAMSTEC海洋科学技術センター※現:「海洋研究開発機構
NEC製作