イラク現地住民と米軍
先週(6月20日〜26日)、米軍はファルージャに3度の空爆を行い、数十人(1回につき20人ぐらい)の死者が出ています。いずれも、テロリストや過激派の拠点を狙ったもので、成果を得たと米軍は発表しています。しかし、各通信社や報道組織が伝えるところによると、現地住民の話として、空爆のあったところは民家でありテロリストや過激派などはいなかった、住民が犠牲になった、としています。
ここで考えられるのは次のパターンです。(誤爆には故意のものも含まれる)
住民がテロリストや過激派の拠点だと知らずに、米軍がその根拠を示して住民を納得させるというパターンが最善であるように思いますが、現状ではそれが叶わずに反米感情が増す一方です。