次期IEは2年後?

Microsoft社は、新バージョンが噂されているWEBブラウザInternet Explorer (IE)について、次期WindowsLonghorn」のリリースまで発表する計画がないと強調しました。

広報担当者「現時点では、新しいスタンドアロン版のIEをリリースする計画は全くない。現在の計画では、Windowsの大型バージョンのリリースに合わせて、IEに新しい機能を追加することになっている..... Windowsのリリースに合わせてIEのアップデートを出せば、導入やサービスの回数が減り、顧客の利益につながる」

Internet Explorerは、世界で最も多く利用されている同社のパソコン向けオペレーティングシステム(OS)に組み込まれて配布され、現在最も多く利用されているWEBブラウザです。最新バージョンの6は、2001年に発表されました。現在主に利用されているブラウザの中では特に古いブラウザで、設計上の問題から多くの脆弱性を抱え、問題発見から修正までの期間が長いなどの問題があります。Longhornまで、新バージョンのIEが発表されないとすると、実に5年のブランクが発生することになります。
現在利用されているブラウザとしては(IEコンポーネント式のブラウザは除く)FireFoxOperaが有名です。いずれもタブブラウザ化やPNGへの対応、CSSへの対応や個人情報管理機能などが搭載されています。また処理速度(起動や表示速度)もIEより早く、不具合への対応も早いです。また、Mac OS XではSafariという独自のブラウザを提供しています。