キリスト教カトリック、新ローマ教皇選出

日本時間の今日午前1時(バチカンでは午後6時)ごろ、全世界に11億人の信者を有するキリスト教カトリックの頂点であるローマ教皇ローマ法王)が秘密選挙「コンクラーベ」にて決定しました。
今月2日に亡くなった前ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の後継者に決まったのは、ドイツのバイエルン州出身のラッツィンガー枢機卿(78)で、ベネディクト16世を名乗るということです。コンクラーベには52ヶ国から115人の枢機卿が参加し、決定に2日を要しました。選挙会議が行われたシスティーナ礼拝堂では白い煙が煙突から上がり、サンピエトロ大聖堂の鐘が鳴らされました。サンピエトロ広場で経過を見守っていた信者らは、拍手と歓声が沸き起こったということです。