陸域観測技術衛星ALOS(エイロス)がプレス向けに公開
宇宙航空研究開発機構(JAXA)ALOSプロジェクトチームの陸域観測技術衛星ALOSが、本日プレス向けに公開されました。
- 宇宙航空研究開発機構のWEBサイト
センサー自体は偵察衛星並ですが、高い高度を飛ぶために分解能は2.5Mだそうです。
衛星の価格は約500億円で、日本政府が運用する偵察衛星とほぼ同等の価格です。地球資源衛星1号(ふよう1号)と地球観測プラットフォーム技術衛星(みどり)の後継にあたり、想定されるミッションとしては、
- 地図の作製
- 1/25,000スケールの地球全土の地図
- 標高抽出モデルの作成
- 地域観測
- 環境調査等
- 災害状況把握
- 2時間で地球を一周するので、火災や重油流出などの災害情報がすぐにわかる
- 石油などの資源探索
非圧縮では約1,000Mbpsを送出し続ける仕様のため、データ圧縮(240Mbps程度に圧縮)と通信衛星経由でのデータ通信及び、96GBのデータレコーダを搭載しています。