Office 12ではファイル形式にXMLを採用

アメリカのソフトウェア最大手のMicrosoft社は1日、同社のビジネスソフト郡の次期バージョン「Office 12」にて、データを保存するための形式に、XMLベースのフォーマットを採用することを明らかにしたとCNET Japanの記事にありました。XMLを採用することで、次のような利点があります。

  • ファイルサイズが75%に縮小(米軍がOfficeを利用し、多くの帯域を占有したために帯域不足になった話は有名)
  • データの信頼性が向上(バイナリベースのファイルでは、ファイルが壊れて開けなくなると、回復が難しい)
  • 他のアプリケーションから利用しやすくなる(Office製品内に限らず、外部のソフトでもデータが容易に利用できるようになる)
  • ファイルを全て展開しなくても特定のデータにアクセスできる(大きなファイルを開くときにイライラしなくてもOK)
  • ウイルスや悪質なコードが含まれる心配がない