イラク民間人、死者3万9000人

スイスのジュネーブ高等国際問題研究所は、イラク戦争が始まってからのおよそ1年半で、3万9千人のイラク人が戦闘に巻き込まれて死亡したとする推計を発表しました。大手報道機関によって報道されたイラクの民間人の死者数をカウントしている「Iraq Body Count」によれば、現在までに報道されている死者数は現時点で最大2,5814人となっています。イラクでの死者数については正式な統計が無く、各国政府やマスコミなどでは「Iraq Body Count」の数を基準にしています。
もちろん、マスコミが全ての死者を報道しているわけではなく、以前にも統計学的調査でイラクで10万人程度の死者が出ており、その半数が女性や子どもだとする推計も出ています。
車両が走行中に爆弾が爆発してフロントガラスにヒビが入るなどして活動を自粛し、サマワの宿営地から出ないようにしていた日本の陸上自衛隊は、今日から活動を再開しました。今日は、隊員30名がイギリス軍とオーストラリア軍に守られてサマーワ市内にある養護施設の補修工事の現場に出向きました。19日ぶりの復興支援活動です。