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自民党橋本派政治団体平成研究会」が、日本歯科医師会からの献金政治資金収支報告書に記載しなかった問題で、政治資金規正法違反の罪に問われている元官房長官村岡兼造被告の公判で、当時派閥会長だった橋本龍太郎元首相が証人尋問に立つことになりました。
また、以前政治資金規正法違反で告発を受けたものの不起訴となった自民党山崎拓前副総裁ですが、東京第二検察審査会は起訴相当を議決しました。今後、東京地検が再捜査を行い改めて起訴するか判断することになります。小泉純一郎総理大臣の盟友として、せっかく返り咲いた山崎さんですが、起訴相当の議決が出ることは極めて希で、検察の今後の動向が気になります。
ところで、公明党冬柴鉄三幹事長が選挙で自民党が敗北した場合、自民党との連立を解消し民主党と連立与党になる可能性に言及したことについて、神崎武法代表が刺激的な発言をしないように注意しました。自民党民主党の間では、冬柴氏の発言について、郵政民営化関連法案に反対している自民党議員への牽制とみているようです。ただし、小泉純一郎内閣総理大臣は、衆議院で可決されている郵政民営化関連法案が参議院で否決された場合には衆議院を解散する意向のようで、仮に衆議院選挙があった場合には自民党はどうやら不利のようです。自由民主党内の造反議員も否決ラインに達しつつあり、自民党執行部の工作もうまくいっていないということなので、…どうなるのでしょうか。