公共広告機構がYahoo!Japanに出した広告

社団法人公共広告機構が、Yahoo!Japanにバナー広告を掲載しているのですが、白い背景に灰色で一言「見るなよ。」右上にはACのロゴ、左下には「※クリックしてもリンク先にはジャンプしません」の文字。
試しにクリックしようとすると、文字が小さくなって…逃げる。追いかけてクリックすると「ほっといてくれ。」の文字が。この字はマウスについてくるのでクリックしてみる。今度は字が「知るかよ。」に。この字は逃げるので、おっかけてクリックしてみる。(ちなみにアタリ判定はかなり広いので、難易度は大変低い)今度は「やめろよ。」次は「触るな。」どきっ。次は、「……………。」で(…の数が違ったらゴメン。)、マウスを動かすと「来るなよ。」に。「来るなよ。」は激しく逃げるので、追いつめてクリック。すると「かんべんしてくれ」の文字が。それでもクリックすると、「お願い…。」の文字が。続いて暗転し、白文字で「お願い…誰か、助けて…」「親子の会話を、あきらめないで…。」と表示されます。暗転した段階で「※クリックしてもリンク先にはジャンプしません」という文字が消えて、ACのサイトにジャンプするようになります。インタラクティブな作品で、大変画期的です…っていうか、回りくどい。若干、詐欺的手法な気もします。ジャロに電話しなくては。
…と思ったら、今度は別の所でIBMがサンドバッグを叩かせる同種の広告を出していました。サンドバックの横に「迷惑メール」とか嫌な言葉が表示されるのですが、サンドバッグを殴ると、その言葉がバラバラになって下に散らばるという内容です。人間の心理を上手く利用した手法です。
以前は、検索窓を表示させたりとか、関係のない内容が表示されている広告が流行って、広告を掲載するサイトなどで規制されたことがありますが、今回の方法は、そう悪質でもなく…今後増えていくのでしょうか?