IntelとMicrosoft、「HD DVD支持」

9月26日、アメリカの半導体大手でパソコン向けの集積回路で世界的に有名なIntelとソフトウェア大手でパソコン向けの基本ソフトのシェア世界一を誇るMicrosoftは、次世代のビデオ規格として「Blu-ray Disc」と競合している「HD DVD」を支持するHD DVD Promotion Groupに加盟すると発表しました。HD DVDが以下の点で優れているとしています。

  • 著作権管理機能の「Managed Copy」により、利用者が家庭内で自由に作品をコピーし視聴することができる。
  • 現行のDVDと互換性がある。特に、一枚のDVDディスク内に現行のDVDとHD DVDのコンテンツを同時に保存でき、それぞれのプレイヤーで適切なコンテンツを再生できる「ハイブリッドディスク」機能がある。
  • 既存のラインを利用して製造できるため、当初のコストが安い。
  • 最初の容量はHD DVDの方が5GBほど大きい。(ブルーレイディスクは25GB)
  • ピクチャー・イン・ピクチャー機能などを提供する「iHD」
  • 既存のDVDと互換性があるため、ノートパソコンなどを対象とした薄いドライブを作れる。

HD DVD Promotion Groupには、他にも次のような会社が加盟しています…が、製品の出荷が遅れており、Blu-rayに遅れをとっています。

NEC三洋電機東芝Universal Studios、Paramount Pictures