株価下落、円は軟調

2006年1月18日、円は下落基調で推移しており、1ドル115円半ばです。ユーロは3日連続の続落で、1ユーロ139円後半になっています。
一方株価は下落が続いており、昨日は日経平均が前日比462円8銭安、TOPIXも前日比-38.54となっていましたが、本日も9:00に東京証券取引所東証)で取引が始まってから、9:20現在で日経平均が前日比242円59銭安、一方ライブドア粉飾決算に関する報道*1の真偽確認のために、ライブドアの株式は取引が一時停止されています。
午前中の取引が終了し、ライブドア株の取引は再開されました。しかし、アメリカのIT関連企業の業績が予想より悪かったことからIT・インターネット関連株は下落し、一時は日経平均で前日比700円安を達成しました。
また、東証は昨日の午後、約定数が400万件を超えた時点で全銘柄の取引を停止すると発表しています。システムの処理能力が耐えられないための処置ですが、本日午前には既に232万件が約定しており、もしかすると、異例の取引停止があるかもしれません。13時33分現在、約定件数は350万件程度だということです。
午後2時40分に、東京証券取引所で、株式と転換社債の取引が全面停止されました。コンピュータシステムが処理能力の限界を超えたためで、この様な措置は前例がないということです。日経平均終値?は前日比464円77銭安の15,341円18銭。なお、大阪証券取引所大証)は売買が継続されていますが、今後注文が大証に集中する可能性があります。
報道によると東京地検特捜部の幹部は、これほどの影響が出るとは考えていなかったと話していますが、現在の好景気は不法な取引の元に成り立っており健全な市場のためにはやむを得なかったとしています。

*1:ちなみに、読売新聞のスクープです。