ライブドア、USENと業務提携

粉飾決算などの疑いで家宅捜索を受け「ライブドアショック」を引き起こし、マザーズ市場からの上場廃止が決定しているインターネット関連企業のライブドアですが、有線放送大手のUSENと業務提携することになりました(資本提携は行われません)。USENは現在、インターネットを利用した動画配信サービス「Gyao」に力を入れており、ライブドアが有するポータルサイトの集客力を利用する意図があるとみられます。
今回の提携にあたり、USENの社長がライブドアの株式の12.75%を有するフジテレビから取得し、ライブドア堀江貴文前社長に次ぐ2番目の大株主になります。なお、信用が失墜しているライブドア株USENが直接取得すると問題があるために、社長が個人的に購入することになったようです。取得額は95億円だということです。

Gyaoは、広告料収入をもとにインターネットを通じて無料で動画を配信するサービスで、一定期間毎に番組が入れ替わります。パソコンで視聴し、会員登録などは特に必要有りません。今回の会見の様子も中継していました。