Winny対策ソフト、産官学で開発

ファイル共有ソフトWinnyウィニー)がウイルスに感染することによって、国や地方の機関の機密情報が大量に流出しているのを受けて、政府は産官学で対策ソフトを開発し政府機関に配布することを決めました。民間では既に対策ソリューションが構築・販売されており、今から独自開発する意味は分かりませんが、内閣官房情報セキュリティセンターなどがWinnyの使用中止を強く呼びかけるなど、危機感を持っているようです。
ところで、この「Winny」、東京大学の大学院助手が開発したもので、無償で公開されています。産官学の「学」ですね。「産」では対策ソフトなどが既に販売されていますし、「官」は「学」の作ったWinnyを利用して情報の流出も行うので「産」の対策ソフトを利用すると…完全じゃないですか(笑)今更、何をしようというのか。