CorelがInterVideo買収

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DVDプレイヤーソフトの「WinDVD」で有名なInterVideoを、グラフィックソフト大手のCorelが買収すると発表されました。買収は今年中に完了する予定だと言うことです。
Corelは「CorelDRAW」で有名だったカナダのソフトウェアメーカーです。2000年4月にMetaCreationsのパッケージソフト事業撤退に合わせてグラフィックソフトの買収を発表し「Painter」、「KPT」、「Vector Effects」、「Bryce」などのソフトを一挙に取得、最近では2004年10月に「Paint Shop Pro」で有名なJasc Softwareを買収するなど、ソフトウェアの買収を進めていました。
InterVideoは、昨年に台湾のUlead Systemsの株式を取得し、Ulead Systemsの動画編集ソフト「VideoStudio」などを製品ラインナップに加えたとされているそうで、Corelは一挙に動画ソフトの分野に進出することになります。


個人的には複雑な心境。自分の利用しているソフトが時系列順にPainter、Vector Effects、Paint Shop Pro、Video Studio、WinDVDと次々に買収されていっています。Corelは、もともと「CorelDRAW」というソフトを販売する会社だったのですが、正直なところ、コストパフォーマンスは高そうでしたが、あんまり目立たないソフトだったのですよね。方やPainterやPaint Shop Proなどは大変有名なソフトで…、VideoStudioもとても優れたソフトでしたし。
でも、全部同じメーカーになるというのも魅力ではあります。特にこの業界はAdobeが圧倒的な力を持っていて、ソフトに改善の余地があるのに、競争があまり起きていない現状もありますし。うぅ〜ん。