「CEATEC JAPAN2006」開催

Combined Exhibition of Advanced Technologies- Providing Image, Information and Communications、略して「CEATECシーテック)」が、本日2006年10月3日から千葉県の幕張メッセで開かれています。今年は、こんなものが展示されているそうです。

  • ハイビジョンSED
    • SEDとは、表面伝導型電子放出素子(Surface-conduction Electron-emitter)を利用したディスプレイ(Display)で、液晶・プラズマ・リアプロジェクションに次いで、“第四の薄型テレビ”と称されています。構造は小さなブラウン管が敷き詰められているのと同じで、省電力・高輝度でありながら、動画応答速度が1ミリ秒以下、暗所コントラストが50,000:1とブラウン管の長所を引き継いでいます。今回展示されているのは55インチのフルハイビジョンタイプ。量産は2008年からで、価格も安く出来ずにいるみたいですが、期待されます。
  • メガコントラスト液晶
    • コントラストが弱い液晶(市販の液晶は数百〜千:1)でありながら、1,000,000:1という驚異的なコントラストを実現しているシャープの液晶。業務用。2005年に発表され、今回は65V型のモデルが展示されている。
  • 亀山第二工場の第8世代マザーガラス
    • シャープの液晶ディスプレイ工場「亀山」で作られている2160×2460ミリのガラス。これ一枚から、52インチの液晶パネルが6枚がとれるとか。
  • どの方向から見ても立体的に見えるディスプレイ
    • NTTドコモ開発。カマボコのようなレンズ「レンチキュラーレンズ」で立体的に表示し、人間の視線を推測して表示内容をリアルタイムに変化させる仕組み。
  • 103V型プラズマディスプレイ
  • Blu-rayレコーダー
    • 今は、DVDよりもHDDの方が隆盛なので、そんなにニーズはないかも知れませんが、ハイビジョン録画可能な次世代DVDレコーダー。Blu-rayHD DVDのタイトルも相次いで発売される予定ですが、どれくらい普及するか。(フルハイビジョンがあるお宅が、まだそこまで多くないような気がするのですが。)