日本マクドナルドの景品にコンピュータウイルス

2006年10月13日に日本マクドナルドが発表したところによりますと、同社が8月に実施したキャンペーンの景品になっていた「MP3プレーヤー」の一部に、コンピュータウイルス「WORM_QQPASS.ADH」が混入していたということです。商品は2006年9月29日から計1万個が発送され、2006年10月12日現在で7件の苦情があったということです。このMP3プレイヤーは、香港のマーケティングストア社から納品された物だということですが、感染経路は不明です。オリジナル楽曲が入れられていたということです。パソコンに接続することで感染し、「中国語のメモ帳が立ち上がる」(日本マクドナルドのWEBサイトより)などの症状が見られるそうです。このキャンペーンには、2006年8月4日〜31日の期間中に、Lサイズのドリンクに記載されているシリアル番号を携帯電話のサイトに入力してゲームにチャレンジすることで抽選に参加できたそうです。

このウイルスに感染すると、パソコンに記録してある情報が外部に流出する恐れがあります。日本マクドナルドでは2006年10月22日まで24時間体制で電話による問い合わせに応じるとしています。また、全品を速やかに回収し、準備でき次第新品と交換する予定だと言うことです。



gooのニュースサイトで「マック景品プレーヤーにウイルス」という題名で報じられていました。アップルコンピュータのパソコンを「Mac(マック)」と呼び、同社のMP3プレイヤー「iPod」がMP3プレイヤーで大きなシェアを持っているのですが、アップルの不祥事かと思ったです。※ちなみにマクドナルドを「マック」と略すのは関東、「マクド」は関西です。