デジタルデバイド、ダウンロード速度でも顕著

2006年6月27日に総務省が発表した、ブロードバンドが利用できない世帯の割合が23.8%とワースト1だった鹿児島ですが、ダウンロード速度でも最下位であることが、この度、WEBサイト「RBB TODAY」の調査で分かりました。
これは、IT系の情報を掲載している「RBB TODAY」の関連サイトで通信速度を計測する「http://speed.rbbtoday.com/」の2006年11月7日〜11月13日までの1週間分を計測した結果で、IPアドレスを調査してアクセス元の都道府県を調べたということです。このサイトは、月間計測数40万超、計測専用サーバを用い、精度には高い精度と信頼性があるということです。以下が掲載されていた測定結果です。

  • 平均25Mbps以上
    • 東京、埼玉、神奈川
  • 平均18.0〜24.9Mbps
    • 栃木、千葉、愛知
  • 平均15.0〜17.9Mbps
    • 宮城、茨城、群馬、奈良、大阪、和歌山
  • 平均11.0〜14.9Mbps
    • 北海道、青森、岩手、山形、新潟、長野、山梨、静岡、石川、滋賀、京都、三重、兵庫、広島、徳島
  • 平均7.0〜10.9Mbps
    • 秋田、福島、富山、岐阜、福井、鳥取、岡山、島根、山口、香川、愛媛、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎
  • 平均7.0Mbps以下
    • 鹿児島(ワースト1で5.6Mbps)、沖縄

RBB TODAYの記事には次のように書いてある。

「スピードデバイド」解消には、正確な実勢データの分析が重要だ。スピード計測のデータで企業や行政に声を届けたい。

http://www.rbbtoday.com/news/20061121/36063.html