きく8号、H2A11号機で明日打ち上げ。

技術試験衛星「きく8号」を載せたH2Aロケット11号機が明日、2006年12月16日午後15時32分に種子島宇宙センターの大型ロケット発射場から打ち上げられる予定です。「きく8号ETS-VIII)」は、搭載した巨大なアンテナを利用して、手で持てるほど小型の端末と直接通信できる予定です。重量がおよそ3トンと、今まで日本が打ち上げた衛星に中でも特に重いので、H2Aロケットは固体ロケットブースタ(SRB-A)を4本装備した「H-IIA204」型で発射されます。

きく8号」は、打ち上げが成功すれば発射から27分36秒後に太平洋上空で分離される予定です。