地表6600kmを小天体が通過

国際天文学連合(IAU)の小惑星センターが、3月末に推定8mの小天体「2004FU162」が地表から6600km地点を通過していたと発表しました。観測史上過去最短の距離です。仮に地球に衝突していても、地表にぶつかる前に粉砕し被害はなかったとみられるということです。米マサチューセッツ工科大学リンカーン研究所が観測し、米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所の研究員が軌道計算を行ったということです。