迷惑メール業者、初の業務停止命令

特定商取引法の規定に反し、サブジェクトの冒頭に「未承諾広告※」と記述せずにメールを送信したとして、経済産業省は2社に対し今日までに、それぞれ3ヵ月の業務停止命令を出したということです。迷惑メール送信業者が業務停止命令を受けるのは、今回が初めてだということです。
また今月の13日には、日本で初めてフィッシング詐欺の容疑者が逮捕されています。Yahoo!Japanのサイトを模したサイトに誤ってアクセスした人からIDとパスワードを盗んだというもので、実害は出ておらず、警察ではメールをのぞき見た「不正アクセス禁止法違反」と、Yahoo!Japanのサイトをコピーした「著作権法違反」の容疑で逮捕しているので、「フィッシング詐欺」事件としては、あまり画期的な内容ではありませんが、著作権法的には幾分意味のある逮捕だと思います。