郵政民営化の紙芝居
以前、一部の自由民主党の幹部が公演して一斉を風靡した紙芝居。2回しか公演されず、浮世離れしていると指摘されてお蔵入りした同紙芝居が、本日国会で明らかにされました。以下が、その要約です。
- あすなろ村にいるお年寄りと郵便局員。
- 前島密が登場し、郵政民営化を勧める
- 前島密が、JRとNTTにお年寄りを案内
- 前島密が、銀行にお年寄りを連れて行き、郵便局でもローンができるようになるのだと教える
- 前島密が、お年寄りにハワイ旅行を勧める
- 前島密が、お年寄りに田舎に若者が戻り過疎化がなくなると告げる
- 終わり
ちなみに、前島密は「民でやったらネットワークがダメになるから、官でやってネットワークをしっかりやり万国郵便をやろう。」と、郵便は官でやるべきだと主張していました。また、郵政民営化法案が閣議決定された4月27日は前島密の命日だそうです。
自民党の紙芝居に対抗し、民主党ではのむらまさきさん作の紙芝居『近未来小説「あすなろ村の惨劇〜そして誰もいなくなった〜」』を公開しました。内容的にはいまいちだったと思います。これでは、笑いは取れません。