5テラバイトのホログラム光ディスク開発

日経産業新聞の記事によりますと、米ゼネラル・エレクトリック社(GE)は5テラバイトの容量を持つ熱可塑性プラスチックを用いたホログラム光ディスクを開発したということです。製造も簡単で価格も安く、最低でも200〜300GB、理論的には5テラバイトまで記録することができるということです。GEでは、来年にも売り込みを開始しするということで、記事では光ホログラムディスクの本格的な実用化は、2010年前後とみられるとしています。
ちなみに、最近の記録メディアの話題では、規格の統一が模索されていたBlu-rayHD DVDは、交渉が決裂し、VHSとベータの様に二つの異なる規格の製品が販売されることになりそうです。また、昨年暮れに初めて商品化された垂直磁気記録方式のハードディスクの新たな商品が次々と開発されており、東北大電気通信研究所日立製作所日立グローバルストレージテクノロジーズ東芝富士通富士電機ホールディングス、三菱総合研究所の共同で10GBのマイクロドライブの試作機を開発しました。(NHKソニーでは、その少し前に従来の方式で、1インチで10GBのハードディスクの試作機を作っていたりしますが。)