韓国でもゲーム脳(苦笑

先日、韓国の兵士がいじめを苦に銃を乱射するなどして複数の先輩兵士を殺害した事件がありましたが、中央日報のW日本語版WEBサイトに掲載されていた記事によりますと、オンラインゲームが兵士の犯行に影響を与えたとする指摘か韓国国内で起きているようです。
記事では「専門家」の話として次のように伝えています。

リセット症候群とは、現実の世界でも、コンピューターゲームのリセットボタンさえ押せば、すべてのものがまた初めから始まるものだと錯覚する状態をいう。現実をゲームや映画の一場面と錯覚、何の罪責感もなく、犯罪を行うということだ。

銃器を使用し、相手方を殺すことは、インターネットゲームと非常に似ているという「ゲーム影響論」について説明しています。
また記事では、この兵士が入隊前に「メープルストーリー」というゲームを楽しんでいたことや、CADの資格を取ったこと、大学学籍簿に趣味を「ゲーム」と記入していたり「各種(オンライン)ゲームが好きだ」と話していると言うこと、また同僚らも「ゲーム狂」だと証言していることが紹介されています。
記事の最後では、「ゲーム無関論」として「猟奇的な犯罪と暴力的ゲームは全く因果関係もない」「軍隊の管理不行き届きだけのことをゲームのせいでそうなったと言っている。ゲームがなかった時代にはこのような事故は起きていなかったか?軍よ、しっかりしてほしい」とする意見を紹介しています。
日本でも、森昭雄教授"が"「ゲーム脳」という状態を提唱されており、多くの人がゲームをすることで、脳能力の低下や社会性の低下など様々な災厄を引き起こすと信じています。また、子どもの多くが人間は死んでもリセットボタンを押せば生き返るとする考えを持っているという報道がされており、多くの人はその報道を信じています。
韓国は血液型占いや口避け女など、日本で流行った迷信的サブカルチャーがかなり広がっています。アメリカで同様にある都市伝説などは、日本ではあまり広がっていないところを見ると、韓国の人はやはり考え方が日本に近いのでしょう。人の行き来が多く、実際に人づてに伝え聞いた話しか、広がらないと言うことかも知れません。大変興味深い現象ではありますが、…検証されて否定された事でもいつまでも信じ続ける国民性には、もう馬鹿かアホかと。