イラク南部サマーワで、陸上自衛隊車両が攻撃される

でも、イラク特措法に基づく「戦闘地域」ではありません。
報道によりますと、日本時間の今日午後、イラク南部のサマワで、日本の陸上自衛隊の車列が走行していたところ、車道脇に設置されていた遠隔操作による爆弾による攻撃とみられる爆発があり、フロントガラスにヒビや傷が付く被害があったということです。隊員や現地の人に怪我などはなく、車両はそのまま陸自の宿営地に戻ったということです。けが人が出なくて何よりではあります。
犯人は特定されていませんが、イラクの警察では自衛隊を狙った攻撃だとみて捜査をしていると言うことです。現地の住民が自衛隊バッシングを行っているという報道もありますし…、靖国神社郵政民営化関連法案の問題についてもそうですが、日本政府は現地の人に対する広報活動や説明が不足しているのではないかと思います。反米テロ組織がテロ行為の一環として自衛隊を狙った可能性が高いと見られているので、日本政府の言い分では、「これだから自衛隊でないと活動が出来ないのだ」と言うことなのでしょうけれど、戦闘が起きるような地域に自衛隊を派遣するのは自衛隊の活動の趣旨と異なるので問題ですし、いずれにしても宜しくないと思います。
自衛隊を狙ったものではなかった…のなら、良い…かなぁ…ん〜。