タイヤをパンクさせていたご老人が逮捕される

東京都中野区で車やバイクなどのタイヤをアイスピックでパンクさせ、あわせて53件のタイヤパンク事件を起こした疑いで69歳の男性が逮捕されました。男性は以前、FNNの取材に対し被害者を装って答えていました。

FNNのインタビューに対し被害者を装って話した内容(概要)
俺もやられた。もう2ヶ月になるけど、それまでしょっちゅうやられた。バイクのバックミラーは壊されるし、タイヤは壊されるし。そこの、奴だと思う。若い者か知らないけど、器具でやっているんじゃないの。だから、こうやって張り紙もしているだろ。捕まったら、器物破損、ようするに、刑務所も行っていない奴だから面白がってやっているんだろう。わたしは現行犯で見ていないから何とも言えないけどね。捕まえて殺してやりたい。大人だったら、口で文句を言えばいい。

警察が監視カメラを設置したところ、犯行の様子が撮影されていたもので、警察の取り調べに対し次のように語っています。

「自販機にお金を入れてもジュースが出なかったので、憂さ晴らしにやった」

被害者を装って貼った張り紙には

「何を考えてしているか分かりませんが、反対の立場になって考えてください。もし発見されたら、どうなるのか考えてください。常識人としては恥ずかしいです。」

などと書かれていたということです。
ちなみに鹿児島でも2005年5月19日に徳之島町轟木の62歳男性が器物損壊の現行犯で逮捕されています。徳之島の天城町を中心に主に公共施設の窓ガラスを約100枚、自動車のフロントガラスを約50枚、トイレの陶器製の便器などを数個破壊しました。犯行が連続して起きあまりに悪質であったため、警察が張り込んでいたのですが、警察の取り調べに対し「仕事が見つからなくて、イライラしてやった」と話していると言うことです。
…何がしたいのですか?