アメリカの偵察衛星

今年5月、グルジアの首都トビリシで演説中に手りゅう弾を投げ込まれて危うく爆死するところだった、アメリカのブッシュ大統領。幸い、不発に終わり事なきを得ましたが、その時にアメリカの偵察衛星が撮影した写真により犯人を特定することができたということです。
テレビでもやっていて、公開された容疑者とされる人の上半身が写った写真が出てきたのですが、テレビで見る限り普通の写真とどこが違うのか分からないぐらい綺麗にくっきり写っていました。…番組では、「新聞の見出しが読める画質」と紹介していましたが…そこまでとは。…オーバースペックのような気もしますが、何に利用しているのでしょう。くわばら、くわばら。
日本の偵察衛星は、打ち上げに1千億円、運用に年間400億円をかけていますが、分解能1Mで、アメリカの民間衛星並とされています。それ以上のお金をかける余裕もありませんし、衛星の技術も運用の技術もないので、高望みだとは思いますが…日本、かなり見劣りします。