経産省原子力安全保安院「Winnyの入ったPCでは作業しない」規則化

原子力発電所の保守などの情報が、コンピュータウイルスの影響でファイル共有ソフトを通じて漏洩した問題で、保安院では「Winnyの入ったPCでは作業しない」という規則を作ったということです…。
いまいちセキュリティーに関する意識が周知徹底されていない印象。特に必要がない限りは、ネットワークに接続できないパソコンを利用するのが基本だと思いますし、どうしても接続する必要があるのなら、必要のないサービスは全て切ってブラウザやメーラー以外の許可されていないソフトによる通信はできないように対策しておくべきでしょう。ファイルについても外部から参照できない形式にするとか、暗号化するとか、云々…・・・。
今や、CIAでも内部ネットワーク用とインターネット用のパソコンを統合して、両方のネットワークを同じ端末で見られるようになっているといいますし、住基ネットも物理的にはインターネットに繋がってしまっているので、漏れたら漏れたで別にかまわない世の中なのでしょうか。