産経新聞ネット配信、月額315円

産業経済新聞社は9月20日、同社の産経新聞朝刊紙面を月額315円でネット配信すると発表しました。サービスの開始は2005年10月1日、Flashベースビューアを使用し「新聞に収録できない多くの写真、動画、3D、音声などを収録」するそうです。

過去記事の検索もできるそうです。ただ、推奨環境がCPUのクロック数が800MHz以上、メモリが512MB以上、通信速度は1Mbps以上と、快適に閲覧するにはハイスペックなパソコンが要求されるようです…実際に見てみたら、意外とロースペックでもいけそうな感じです。
さて、産経新聞では現在、以下のネット配信サービスを提供しています。月額315円だと、徹底的な差別化が必要だと思うのですが、サービス内容の違いが分かりにくいです。どうなんでしょう…。

  • 産經Web-s/月額2,100円
    • 朝刊・夕刊記事掲載。速報記事を随時更新。記事検索、一面紙面画像掲載。ダイジェスト版も提供。
  • 産經eテキスト/月額1,050円
    • 朝刊・夕刊記事のほぼ全文(写真・イラストは無し)ダウンロード後は、いつでも閲覧可能。
  • Mobile/月額2,100円
    • 「T-Time」で素早くダウンロード。ヘッドラインメール送信、携帯電話からの記事検索サービス。

…やっぱり、今度新しく始まる、「産経NetView」がいいような気がします…新聞、普通に購読すれば3,000円以上しますからね。しかも、そのほとんどは、印刷代と配達代なわけで、他の新聞でも、ネット配信サービスに進出してくれれば、全紙購読できるのに。…現在、ネットで公開されている分でも十分といえば十分ですが。
ちなみに初年度は3万人の利用者を見込み、損益分岐点に達するには7万人の購読者は必要だということです。月に約1千万でも、損なのですか…へぇ。