高校の校庭に小型飛行機不時着

午後4時25分頃、東京都西東京市向台町の東京都立田無高校へ訓練飛行中にエンジンが停止した自家用小型飛行機(米国パイパー社製の単発式パイパーPA-28RT型機/Piper PA-28RT)が不時着しました。当時校庭には、部活動中のサッカー部員など約80人がいましたが上手く逃げて、一人が転倒して軽い怪我を負っただけでした。飛行機は飛行場管制官に緊急事態を宣言後、数分間校庭上空を旋回。グラウンドの樹木に接触したり接地後に2,3回バウンドした後、胴体着陸を行い約35メートル滑走して止まったと言うことです。乗っていた二人は軽傷でした。
今回の不時着で、ちょうど着陸地付近に2人のサッカー部員がいたということですが、朝日新聞は目撃者の話にとして次のように報じています。

「1人は翼をくぐるように身をかがめて逃げ、もう1人は地面すれすれに迫ってきた翼をハードルを越えるようにして飛び越えた」

あんた偉い!本当に、笑い話ですんで良かったと思います。

■高校WEBサイトより引用
保護者各位殿
平成17年10月28日
本日10月28日のセスナ機事故に関しては大変御心配をおかけしました。
幸いなことに大事には至りませんでした。
今後とも安全に注意しながら教育活動を行いますので、
ご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
東京都立田無高等学校長 八木正明