イラク戦争、責任は?

日本時間の昨日、イラクでは連邦議会選挙が行われ大きな混乱無く開票が始まっています。
さて、開戦前から色々といわれている今回のイラク戦争ですが、アメリカのブッシュ大統領は14日、開戦決定について「大統領として責任がある」と初めて表明しました。同時に大量破壊兵器などの情報の多くが誤りだったことも認めています。ただし、フセイン政権打倒は正しかったとし、開戦についてもフセイン政権が国連安全保障理事会決議に従わなかったために戦争になったもので選択したのはフセイン政権だと指摘しました。
戦争開始の判断に関連して、小泉総理は次のように語っています。

「大統領は正しかったと発言している。イラク大量破壊兵器がないと証明すれば、戦争は起こらなかった」「日本は国連決議に沿って判断した」(記者:反省材料はあるか?)「思っていない」

まぁ、妥当なところでしょう。ただ、イラクでなくなった人やその後の混乱を考えれば、必ずしもイラク戦争が正しかったとは言えないと思いますし、日本としては、自国で判断し発言できる環境を作って欲しいと思いました。