国の借金、813兆1830億円。

内閣側が楽天的な試算を持ち出して景気が良いと宣伝するのに対し、財務省側は悲観的な数値を出して国の財政が危ないと訴えているような気がする。立場の違い?
本日2006年3月24日に財務省が発表したところによりますと、昨年末時点の日本の国の借金が初めて800兆円を超えて、813兆1830億円になったということです。一昨年時点からは62兆円増えたと言うことです。報道によれば地方の借金は200兆円を超えていると見られ、合わせると1,000兆円を超えている模様です。

1,000兆円…、1個10円のうまい棒が100兆個でしょうか…うまい棒自体が100兆個もないですね(日本人が1億5千万人として、1人当たり66万個w)。1億円の高級自動車が1千万台…これも考えにくい。F15戦闘機が1機約100億円なので…10万台!世界征服でもする気か…と。。。弾道ミサイル防衛システムに日本は2〜6兆円出費するらしい。システム全体では十数兆円必要だということですが、とりあえず日本が6兆円出費するとして、167セット。世界中に国は167以上あるから、これなら現実的………、ミサイル防衛システム高すぎ。
ちなみに、同じく本日24日、日本銀行が発表した資金循環統計(速報)によると、昨年末の家計の金融資産残高は初めて1,500兆円を超えて1508兆6760億円だったということです。現金と預金残高は783兆1485億円、株式が118兆23億円、投資信託が51兆798億円、国債が26兆345億円だそうです(足しても1508兆円にならないような…ハテ?)。金融機関や政府・法人が持っている資金は含まれませんしモノとして保有している資産は含まれませんから、実際には、もっと多くのお金があると思うのですが、国と地方の借金と、家計の金融資産残高が同じぐらいだというのは…どうなのでしょう。

本当に800兆円のお金を返せるのでしょうか…って、返さないといけないんですよね…。不必要な借金を重ねた政治家は許せないですね。