「ぴーかんバディ!」に苦情相次ぐ、紹介ダイエット法で

2006年5月6日にTBS系列で放送されたバラエティー番組「ぴーかんバディ!」で、白いんげん豆を利用したダイエット方法が紹介されました。白インゲン豆に含まれるファセオラミンという物質が炭水化物の吸収を妨げるという触れこみでした。
ところが報道によると、放送翌日から「激しい嘔吐」や「下痢」を訴える苦情が相次いだと言うことです。これを受けてTBSでは紹介したダイエット法を控えるか、専門家の意見を求めるよう「注意喚起」を行っています。

豆は生で食べるとお腹を壊すのですが、番組内で「熱で有用成分が壊れる」と紹介していたことから、恐らく視聴者は生で食べたのだと想像します。ただ、TBSが発表した注意喚起文にもあるように、この番組では健康に害がある恐れがあると言いながら放送しており、悪質であると思います。こういう番組は、害悪なので、早々に打ち切りになってしまえばいいと思う。以下、注意喚起文を引用します。

番組で紹介した『白いんげん豆を使用したダイエット法』への注意喚起について
2006年05月08日
TBS総務局広報部
5月6日(土)放送の健康情報番組「ぴーかんバディ!」で白インゲン豆を使用したダイエット法を紹介しました。
これは、白いんげん豆を3分程度炒ったものを粉末化し、ご飯にまぶして食べる等のダイエット方法です。
番組では、「豆は生で食べるとお腹をこわす恐れがあります」「豆にアレルギーのある方やお腹をこわす状態がつづいた方は食べないで下さい」「糖尿病の方は医師に相談してからにしてください」等の注意喚起を行いました。
しかし、放送後、一部の方々から『激しい嘔吐』『急激な下痢』等の症状を訴える苦情が、これまで30数件寄せられております。
TBSとしては、原因についてはまだ調査中ですが、今後も同じような症状を訴える方が発生する可能性があることから、番組で紹介した白いんげん豆を使用したダイエット法を控えていただくか、医師などの専門家の意見を求めた上で慎重に対応していただくよう、さらなる注意をお願い申し上げます。