電子マネー「ネットキャッシュ」不正利用

本日2006年6月20日に、株式会社エヌ・ティ・ティ・カードソリューション(NTTカードソリューション)が発表した所によりますと、同社が提供するプリペイド式電子決済サービスである「ネットキャッシュ」について、昨日までに327万円が不正に利用されたということです。
「ネットキャッシュ」は、コンビニやネットバンキングを利用して料金を支払うことでIDが発行され、インターネット上のサービスを利用する時にIDを入力すれば、プリペイド方式で代金が決算される仕組みです。
今回の不正利用についてNTTカードソリューションでは、6月9日にユーザーからIDが利用できないとの問い合わせがあり調査を開始、6月13日にサーバーの脆弱性を突いた不正アクセスがあったことが確認され、ログを調べた結果6月16日にはネットキャッシュのIDが不正にダウンロードされていることが発覚したと言うことです。
IDが不正に利用されたユーザーについては、有効なIDに交換する作業を行っていると言うことです。また、不正アクセスを許した脆弱性については既に対応済みだと言うことです。