ブロードバンドのインフラ普及率、ワースト1位は鹿児島

総務省は2006年6月27日、インターネットの高速通信(ブロードバンド)サービスを受けることができない世帯数の割合を都道府県毎に発表しました。それによりますと、ブロードバンドサービスを受けることができない世帯数の割合が一番高いのは鹿児島県で23.8%と、実に4世帯に1世帯は利用できないと言うことです。三島村、十島村、大和村では、ブロードバンド環境が全くないと言うことです。
鹿児島では離島が多く普及の妨げになっているのは事実ですが、本土南端の、ここ指宿市でも市街地以外は未だにADSLサービスが受けられない地域が存在しており、普及が待たれます。プロバイダなどが主導する形で、人工衛星を使った高速通信や離島間をLANで接続するサービスなどの実験も進んでいますが…なかなか。
ちなみに全国平均は6.1%だということです。また光ファイバーを利用した双方向高速通信のFTTHサービス利用可能世帯比率については、鹿児島県は全国で47都道府県中30位の63.2%でした。ブロードバンドサービスを受けられる世帯では、ほとんどFTTHサービスが受けられる…ということですね。