靖国神社にまつわる問題についての個人的な考え
富田メモに、昭和天皇が靖国神社にA級戦犯に合祀されたこと対し不快感を持っていたと書かれていたことが明らかになり、ちょっとした話題になっています。当ブログでも適当なことを書いてみました。ここで自分の個人的な考えを端的にまとめてみます。
- A級戦犯合祀問題
- 首相の靖国神社参拝問題
- 外国人の合祀問題
- 合祀してしまったものは仕方がないと思う
- 宗教上の問題で簡単に意見は言えないが、遺族がかわいそうなので、何とかならないかと思う
- 新しい追悼施設について
ところで、A級戦犯のAは、罪の重さを表しているわけではなく、B級戦犯やC級戦犯より罪が重いわけではない、と言われていますが、極東国際軍事裁判(東京裁判)ではイの一番に上げられて、一番重い戦争犯罪とされておりました。極東国際軍事裁判の是非はともかくとして、A級戦犯が一番重い罪だったことには変わりないです。ちなみに、B級は通例の戦争犯罪(交戦法規違反)、C級は人道に対する罪(謀殺、大量殺人、奴隷化、捕虜の虐待、追放その他)です。戦犯(戦争犯罪)として、現在どの罪が一番重いのかは存じませんし、繰り返しますが極東国際軍事裁判の正当性を訴えたいわけではありませんが、「A級戦犯のAは罪の重さを表すことはないからA級戦犯は悪くない」みたいな主張は変です。