Vectorがコンピュータに感染

ファイルダウンロードサービスを一部停止
2006年9月27日に次のような文章を掲載してソフトウェアのダウンロードを中止した、ソフトウェア配布大手のベクターVector)ですが、

ライブラリ(ダウンロード)一時停止のお知らせ
Last Updated:2006.09.27
弊社で利用しているウイルススキャンソフトの一部で新型ウイルスが発見されました。
現在、ライブラリ収録ソフトの確認作業を行っておりますが、ファイルの安全性が確認されるまで一時的にライブラリからのソフトのダウンロードを停止いたします。
またこの間、ショップから商品ソフトをご購入いただくこともできません。
再開までしばらくお待ち願います。

本日、2006年9月28日、情報の詳細が発表されました。
それによりますと、感染したのは「PE_LOOKED.FQ-O」というコンピュータウイルスで、ベクターの社内ネットワークと社内クライアントPCにて、ウイルスに感染したファイルが存在したと言うことです。ソフトウェア公開用のサーバではウイルスの感染は確認されていないものの、念のためにダウンロードサービスを停止して確認を行っていると言うことでした。
最初にウイルスの存在が発覚したのが2006年09月27日の11時20分頃、13時頃にダウンロードサービスを停止し、18時30分から安全が確認されたファイルの公開を再開、翌28日の午前3時現在で、半数以上のソフトウェアの安全が確認され、公開が再開されているとしています。
「PE_LOOKED.FQ-O」(トレンドマイクロ命名)は、新種のコンピュータウイルスだそうです。英語の情報は出てきたのですが、日本語の情報が探しつきませんでした。