Vectorで配布していたソフトがコンピュータウイルスに感染していた模様

ソフトウェア配布サイト「Vectorベクター)」で配布されていたソフトに、「W32/HLLP.Philis.av(マカフィー株式会社での呼称)」の亜種と思われるコンピューターウイルスに感染していた模様です。このコンピュータウイルスは、ローカルマシンとネットワーク上の共有フォルダにある実行ファイルに感染するタイプで、Vectorのネットワーク内で、このコンピュータウイルスが発症し感染した物と思われます。
対象となるのは、2006年9月27日午前1時から午後1時30分までにライブラリで公開されていた3,179タイトルで、このうち実際にダウンロードされたのは807タイトル、ダウンロード回数は最大7,873回だったということです。感染したソフトには、「縮小専用。」や「GOM PLAYER」など、有名なソフトも多く含まれています。詳細についてはベクターのWEBサイトを確認してください。

なお、このウイルスの原種は特定のオンラインゲームのアカウント情報を盗み出すそうで、Vectorでは、今回感染したウイルスも同様の動作を行うのではないかとしています。