Adobe、アップグレードポリシーを変更
ソフトウェア大手でグラフィックソフトで大きなシェアを持つアメリカのAdobe Systemsは2006年10月20日までに、アップグレードポリシーを変更すると発表しました。これによりますと、現在は製品の旧バージョンを所有していた場合、無条件で格安のアップグレード版を購入することができましたが、次回の主要製品のアップグレード発表以降は、過去主要4バージョン以前の製品についてはアップグレード版購入の対象とはせず、通常の製品版を購入する必要があるということです。具体的にアップグレードの対象外となるのは次の製品です。
- 次期製品が発売されてもアップグレードできない製品
- Adobe InDesign 1.x
- Adobe Illustrator 9.x以前
- Adobe Photoshop 6.x以前
- Macromedia Dreamweaver 4.x以前
- Macromedia Flash 5.x以前
- Macromedia Fireworks 4.x以前
- Adobe After Effects 4.x以前
- Adobe Premiere Pro 5.x以前
- Adobe GoLive 5,x 以前
- 対象外になるバージョンが表記されていなかったもの
- Adobe Encore(バージョン数が3以下のため
- Adobe Audition(バージョン数が3以下のため
- Adobe Creative Suite
- Adobe Production Studio
- Macromedia Studio
…で、自分が持っている製品を調べてみたのですが、
- ? Adobe Creative Suite Premium 1.0
- ○ Adobe Photoshop 7.0
- × Adobe Illustrator 9.0
- ○ Adobe Premiere 6.0
- ○ Adobe After Effects 5.5
- ○ Adobe GoLive 6.0
- ? Adobe Photoshop LE 5
…というわけで、Illustratorが死亡…と。CSの方にIllustratorもPhotoshopもGolive入っているので、最悪アップグレードできなくても問題ないのですが、アップグレードできなくなる対象製品にCSが含まれていたので確認しておかないと…。After Effectsは趣味で必要なので、どうしても取っておきたいのですが、メジャー製品が0.5単位でアップグレードしているので助かりました。Premiereは、あんまり使わないんだけど…どうしよう。Dreamweaverも欲しいんだけど、最近CSに含まれるようになったそうなので、楽しみにしているのですが、次回のバージョンアップからは同じ系統の製品であるGoliveが消えそう…(^-^;)生き残れるのか。
まだ次期製品の発表はなく、Adobeも余裕を持ってもらうために早めに発表したとしていますが、…若干厳しい無いようです。