「真相報道バンキシャ!」取材班、警察に連行される

日本テレビ系列の報道特集番組「真相報道バンキシャ!」の日本人を含む取材班3人が2006年11月21日午前、世界的に有名なサッカー選手デビッド・ベッカムさんの自宅に侵入し、警察に連行され注意を受けていたということです。日本のスポーツ紙がイギリスのニューズ・オブ・ザ・ワールド紙が伝えた所として報じています。
http://www.ntv.co.jp/bankisha/

日本テレビ総合広報部「ベッカム邸の隣りの空き地から撮影を行っており、フェンスは越えていない。注意は受けたが警備員が銃を構えて警告したり、3人が連行された事実はない」(ZAKZAKより引用)

日本テレビは先日も、国道を無断で撮影に利用したとして、番組制作会社の社員が書類送検されています。10月11日には「北朝鮮が2回目の核実験を行った」と誤報を流しましたし、9月22日にはアナウンサーがセクハラで身分降格。今年の2月にはアナウンサーが盗撮で書類送検される事件も起きています。7月22日にはクイズ番組の司会者が皇太子様らのお住まいがある赤坂御用地に空から侵入し警察から注意を受けていますし、2月25日にはドラマ「神はサイコロを振らない」のWEBサイトから個人情報が流出する事件も起こしています。報道特集番組「報道特捜プロジェクト」では、撮影に利用したセアカコケグモを大量に繁殖させた上に撮影後『潰して殺した』そうですし、1月16日にはニュース番組「ニュースプラス1」と「きょうの出来事」で個人情報の売買に関する報道で“やらせ”を行っていたことが発覚しています。
ちなみに、「真相報道バンキシャ!」の司会を務める福澤朗アナウンサーは、TBS系の情報バラエティー番組「ぴーかんバディ!」で白インゲン豆を利用したダイエット方法を紹介、1149件の苦情と122人の入院者を出し総務省から警告、関係者は社内処分を受け番組は開始早々終了しています。