ブッシュ元大統領、小泉純一郎前首相の靖国神社参拝を批判

小泉前首相は、自身の靖国神社参拝について批判しているのは「中国と韓国だけだ」みたいなことをいっていましたが、それはあくまで『「国」として公式に批判している国』であって、欧米のマスコミやアメリカの政府内では以前から批判的な意見が多かったのですが…それはさておき。
1989年から1993年にかけてアメリカ合衆国の第41第大統領を務め、現ジョージ・ウォーカー・ブッシュ第43第米大統領の父親に当たるジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュ元大統領ですが、2006年12月14日北京市内で開かれた中国科学院主催の講演会で次のように語ったということです。

小泉純一郎前首相らによる靖国神社参拝は)「歴史を否定している」「傷口を開くことをせず、癒やすよう努めるべきだ」(靖国神社は)「歴史から逸脱している」「真珠湾は米国の責任としているが、公然と奇襲攻撃を受けた」

小泉前首相は「戦没者に哀悼の誠を捧げることは当然、A級戦犯のために参拝しているのではない」と主張していましたが、中国や韓国は「軍国主義の再来」として強く非難、日中韓国民感情が互いに悪化する事態となっています。安倍現総理は自身の靖国神社参拝について、参拝したかどうかについて明らかにしない方針だということです。