国連事務総長、会見中に近くで爆発

2007年1月1日からガーナのコフィー・アナン前事務総長の後任として大韓民国潘基文国連事務総長が活動していますが、2007年3月22日、イラクの首都バグダッドにある首相府を電撃訪問し記者会見を行っていたところ、近くで爆発があったということです。首相府から約50メートルの所に迫撃砲が着弾したらしく、直径1メートルの穴が空いていたと言うことです。けが人などはなかったそうです。
会見の様子は各国に中継されていたと言うことで、爆発で屋根や壁からホコリが落ちてくる様子や、潘基文事務総長が身をすくめる様子などが流れたと言うことです。会見に出席していたイラクのマリキ首相は動じる様子はありませんでした。慣れてるんでしょうかね?
2003年8月19日午後4時半(日本時間午後9時半)にはイラクの国連本部が記者会見中に爆破され、次期国連事務総長との呼び声の高かったイラク問題担当のセルジオ・ビエイラ・デメロ国連事務総長特別代表が殉職されるなど、数人の犠牲者が出ています。この時の様子はNHKのカメラが記録してました。