福島第1原子力発電所3号機でも29年前に臨界事故

東京電力は2007年3月22日、1978年11月2日に福島第1原子力発電所3号機(沸騰水型原子炉/BWR、定格出力78万4千KW)で水圧試験中に制御棒137本中5本が想定外に抜け落ち、臨界状態が最長7時間半続いたと見られると発表しました。なお原子炉圧力容器の蓋は閉まっていたとみられるそうです。外部への影響は無かったんでしょうね、たぶん。報道によれば日本国内初の臨界事故だと見られると言うことです。

この他、臨界には達していないものの、各地の原発で想定外の制御棒の抜け落ちが相次いで発覚しています。