ジェットコースターで死亡事故
2007年5月5日午後0時55分頃、大阪府吹田市にある遊園地「エキスポランド」のジェットコースター「風神雷神２」で、女性1人が死亡、1人が重傷を負う事故が発生しました。事故当時現場はゴールデンウィークでにぎわっていましたが、事故後全ての乗り物の運行を止め入場を停止、園内の人に外に出るよう要請していると言うことです。読売新聞はヘリを飛ばしジェットコースターに取り残された乗客を撮影、読売新聞のWEBサイトに写真を掲載しています。写真では救助隊がブルーシートをかけて何かを収容している様な様子が撮影されており、ぼかしが入れられています。TBSでは亡くなった女性について、手すりと車両の間に頭を挟まれて死亡したと伝えています。
「風神雷神２」は全長1050メートル、高さ40メートル、最高時速75km、立ったまま乗るタイプのジェットコースターです。事故当時は4人乗りのシートを6両編成で運転しおり、死亡した女性は2両目に乗っていたと言うことです。「目撃した人の話によると、コースターが下り傾斜を走行中、大きな音がして部品が飛び散り、その直後に事故が起きた」（読売新聞）ということで、読売新聞がWEBサイトに掲載した写真では2両目が進行方向に向かって左側に大きく傾いています。
なお、事故発生当初NHKが警察の情報として「男性１人が死亡」と伝えるなど、一時混乱していました。
午後4時からエキスポランドの山田三郎社長らが会見を開き、2両目の車軸がおれて脱線した事故だったと発表しました。午後7時頃までは亡くなった女性は20代と伝えられていましたが、午後8時頃からは19歳の女性だったと伝えています。…こどもの日なのに…ご冥福をお祈りいたします。
ほぼ同型のジェットコースター「風神雷神」がある三井グリーンランド（熊本県荒尾市）では、このジェットコースターの運行を止め、しばらくは運行しないことにしています。
