NANAO、Adobe RGB色域の96%をカバーする液晶モニタColorEdge CG241Wを発売

業務用モニタ大手のナナオは、2007年6月13日に、Adobe RGB色域の96%をカバーする液晶モニタColorEdge CG241Wの発売を開始しました。同社の直販でX-Rite社のキャリブレーション用センサーEye-One Display 2が同梱されたセットが209,790円、単体で179,800円だということです。ColorEdge CG241WはWUXGA (1920×1200)の24.1インチで、最大輝度は300cd/m2 (typ.) 、コントラスト比は850:1 (typ.)、入力端子としてDVI-I×2、輝度や色度のムラを解消するデジタルユニフォミティ補正回路を搭載し、色弱者の視覚を再現するソフトUniColor Proも標準添付されると言うことです。
最近はDELLも高色域のモニタを投入しており、高色域のモニタが急速に普及しつつあります。販売価格も十数万円と業務用でなら手が届く価格になってきましたが、個人が購入できる金額になるのは、もう少し先のようです。



ただ、ColorEdge CG241Wで利用されているパネル、民生用で利用されている物と同じパネルを利用しているのですが、品質が低くぎらついて見えると有名です…。CGシリーズはプロ向けもプロ向けの最上位機種で、ColorEdge CG241Wは、その中でもサイズ的に最上位機種になるので(価格的には安い方ですが)、どういう評価を受けるのか気になります。