国民年金保険の保険料と消費者物価指数の推移


国民年金は、働いて保険料を支払っている世代が、保険料を受け取る世代に支給されるお金を用意する仕組みになっています。これは、物価(物の値段)が変動しても老後に安心して生活できるようにするためです。
例えば、国民年金が始まった頃は、月々の保険料が150円でした。これでは何年保険金をかけてきたとしてもたかが知れています。そこで物価に合わせて支給される金額が変わる方式(物価スライド)が導入されています。例えば物価が3倍になったら、支給される額も3倍になるわけです。魔法みたいですね。当然、支給額が増えれば、現役世代が払う保険金が増えてしまいます。
…でも、物価が上昇している以上に、保険料が増えているような…?はて。