守屋武昌前防衛事務次官、収賄容疑で逮捕

2003年8月1日から2007年8月31日まで4年間という異例の長さで、防衛省(2007年1月9日までは内閣府の外局・防衛庁)の事務方のトップで防衛大臣(同、防衛庁長官)に次ぐ地位の防衛事務次官を務め、現在は民間人である守屋武昌前防衛事務次官(63)が、防衛専門商社「山田洋行」の元専務で現在は独立して日本ミライズの社長務め、既に贈賄の疑いで逮捕されている宮崎元伸容疑者(69)から常識を越える接待を受けていた問題で、東京地検特捜部は2007年11月28日、守屋武昌前防衛事務次官やその妻らを収賄の疑いで逮捕しました。守屋武昌前防衛事務次官は実力者であり「防衛省天皇防衛庁天皇)」と揶揄されていたと言うことです。
この事件ではアメリカの業者や日本の複数の大物政治家も絡んでいるのではないかと疑われています。
防衛庁では、外局であり現在は廃止されている防衛施設庁でも、巨額の官製談合事件を起こしていました。