米兵、横浜でのタクシー運転手刺殺認める

神奈川県横須賀市アメリカ海軍横須賀基地を母港とする米第7艦隊イージス巡洋艦「カウペンス」の乗組員の22歳のアメリカ兵が、神奈川県警横須賀署捜査本部の事情聴取に対し、神奈川県横須賀市汐入町でタクシーの運転手である高橋正昭さん(61歳)を殺害したと認めたいうことです。高橋正昭さんは2008年3月19日午後9時20分頃に刺されたと見られ、近くに住む男性が悲鳴を聞いて駆けつけ110番通報をしていました。タクシーの車内には乗組員のクレジットカードが残されていたほか、高橋さんが最後に客を乗せたと見られるJR品川駅付近の防犯カメラに乗組員と見られる人物が写っており、乗組員が事件直後に犯行をほのめかす内容を知人に電話で話していたことも分かっています。横須賀市では2006年1月3日にもアメリカ兵により女性が殺害される事件が起きています。
カウペンス (ミサイル巡洋艦) - Wikipedia
2008年4月3日、容疑者のアメリカ兵が強盗殺人容疑で神奈川県警に逮捕されました。日本国内でアメリカ兵が罪を犯した場合、アメリカ軍からの身柄の引き渡しについて問題にケースが多いのですが、今回は日米地位協定の運用改善合意に基づき、重要事件であることから起訴前に身柄が日本の警察に引き渡されました。